冬用タイヤ
冬用タイヤは、雪道や凍った道でも運転できるタイヤのことです、冬用タイヤには「スタッドレスタイヤ」「スパイクタイヤ」「スノータイヤ」の3種類があります
スタッドレスタイヤ
スタッドレスタイヤは、雪道でも安心して走れるように作られたタイヤです、気温が低くてもタイヤのゴムが固くならない柔らいままのゴムで作られているので、雪道を走行した時にタイヤ表面のキャラメルのようなボコボコと細かい溝に雪や氷が詰まって、ツルツルになることを防いで、雪の上でも滑りにくくなっています、高速道路の冬タイヤ規制では、チェーン又は4輪スタッドレスタイヤでないと通行できなくなりました。
スノータイヤ
スノータイヤは、スタッドレスタイヤと似ていますが、タイヤの素材は夏タイヤと同じなので、低温時には硬くなります、そのため雪道での走行限界がスタッドレスタイヤほど高くありません、また凍った道路ではすごく滑りやすいタイヤです。
スパイクタイヤ(スタッドタイヤ)
スパイクタイヤ(スタッドタイヤ)は、タイヤに金属の鋲(びょう)を取り付けることで、凍った路面で鋲が氷に刺さり、強力なすべり止め効果を発揮するタイヤです、昔は冬タイヤの代名詞でした、ただ、このスパイクタイヤで雪道や凍った路面以外を走行すると、アスファルトを削るために削りカス発生して深刻な粉塵公害を引き起こしたました、現在では一部の特別なケースを除いてスパイクタイヤは使用禁止となっています。
ちなみにスパイクタイヤに付いている金属の鋲のことを「スタッド」ともいい、スタッドレスタイヤは「鋲のないタイヤ」という意味になります